ACLの日程の関係で、J1第11節が前倒しとなり、3/3に行われたこの試合。
結果は、
- 川崎F 3 – 2 C大阪
という結果となりました。
2戦連発の大久保選手
開幕節に引き続き、この日もスタメンに名を連ねたC大阪FW大久保選手。
開始4分のスーパーミドルを皮切りに、前半だけで2得点の活躍。
開幕前は、昨季J2で無得点に終わった38歳のFWを、C大阪が獲得することに疑問の声が上がっておりましたが、開幕戦から2戦で3発。
やはりストライカーとしての嗅覚と迫力、経験は別格です。
残念ながら試合には敗れてしまいましたが、ぜひ今季中に前人未到のJ1通算200得点を達成してほしいですね。
次節以降も、大久保選手の得点に期待です。
2得点1アシストと大活躍のレアンドロ・ダミアン選手
C大阪に先制を許した川崎Fですが、焦りは一切見られませんでした。
徐々にボールを保持する時間を長くし、C大阪ゴールに迫っていきました。
そんな中、川崎FのFWレアンドロ・ダミアン選手の2得点で同点とし、決勝点のアシストも記録。
素晴らしい活躍でした。
この試合、レアンドロ・ダミアン選手は、DFとDFの間でボールをもらう動きが抜群でした。
C大阪DF陣も捕まえきれず、ギャップが生まれてしまい、得点を奪われてしまいました。
さすが元ブラジル代表ですね。
FWをやっているサッカー少年たちは、ぜひ観て勉強してみてね。
やはり今季も頼りになる三苫選手
序盤から、得意のドリブルでチャンスを伺っていた川崎FのMF三苫選手。
2 – 2で迎えた後半17分、左サイドでエラシコのようなボールタッチで一人かわし、くさびに入ったレアンドロ・ダミアン選手へパス。
ワン・ツーでリターンをもらった三苫選手は、冷静にGKを見てゴールを決めました。
まさにワン・ツーのお手本のようなゴールでしたね。
対応したC大阪DFの松田選手は、できれば三苫選手の前に体を入れて侵入を防ぎたかった所。
ボールウオッチャーに一瞬なってしまったのが、悔やまれます。
それにしても、三苫選手のエラシコのようなボールタッチ。
クイックネスの素晴らしいドリブルでした。
ってか、あのドリブルどうやるんだよ…(笑)
川崎Fは今季も、三苫選手の左サイドからの仕掛けが大きな武器になっていますね。
2年目のジンクスどころか、今季も頼りになる存在です。
最後に
C大阪はこの試合、大久保選手が2得点を決めたものの、昨季観せていたサイド攻撃があまり機能していない印象を受けてしまいました。
特にC大阪MF坂元選手。
昨季は、得意のキックフェイントを織り交ぜたドリブルで、右サイドから何度もチャンスメイクしていました。
今季は開幕戦でゴールを決めはしたものの、相手の厳しいマークもあり、ここまでなかなか良い仕事ができていません。
ゴール前でのクロスボールの入り方がうまい大久保選手がいるだけに、次節以降の気になるポイントです。
一方、川崎FはDF谷口選手の効果的なサイドチェンジが印象に強く残りました。
あのボールを逆サイドに展開されてしまうと、相手としては一人ひとりの距離間が開いてしまい、ギャップが生まれやすくなってしまいます。
この試合でも多彩な攻撃を観せてくれた川崎F。
今季もこのまま優勝してしまうのでしょうか?
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