こんにちは、やんちょです。
いよいよユーロ2020ファイナルの対戦カードが決定しました。
セミファイナルの2試合も好ゲームでした。
この記事では、ユーロ2020準決勝の模様を簡単に振り返ると共に、
この後の決勝がさらに面白くなる情報をお伝えします。
ぜひ最後まで読んでください。
ユーロ2020 決勝の対戦カードは…
ユーロ2020 決勝 の対戦カードは、
イタリア – イングランド
に決まりました。
準々決勝の激闘を制し、決勝に駒を進めたイタリアとイングランド。
まさか、まさかという感じです。
だれがこの決勝のカードを予想したでしょうか?
私も以前、「個人的に注目している3チーム」をご紹介させて頂きましたが、
恥ずかしながら全然予想が外れてしまいましたね。
予想が外れるからこそ、ユーロは面白いという所もあるんですがね。
準々決勝の模様を簡単に振り返っていきましょう。
準決勝①イタリア – スペイン
Embed from Getty Images準決勝で最も注目していたイタリア – スペインの一戦は、
イタリア 1 – 1 スペイン
(PK戦 4 – 2)
と、イタリアが勝利し、決勝に駒を進めました。
今大会評価を上げ、圧倒的イタリア有利と見られていましたが、
スペインは自慢の中盤の構成力で真っ向から対抗。
イタリアの素早いプレスを、スペインMFのセルヒオ・ブスケッツやペドリが、
1タッチ、2タッチで簡単に「いなす」ことにより、プレスを回避。
これによりボール支配率も同時に高めることができ、
イタリア29%のボール支配率に対し、スペインは71%。
スペイン優勢のまま、試合が進みました。
ユーロに限っての話ではないのですが、毎回驚かされるのがスペインの中盤の技術力の高さ。
特にセルヒオ・ブスケッツは、
簡単なプレーもうまいし、
相手を背負って前を向くのがなかなか難しい状況でも、いとも簡単に前を向いてしまう。
攻撃に絡んでいくタイミングも良い。
さすがバルサで長年ボランチを務めている選手だなって思いました。
しかし先制点を挙げたのは、意外にもイタリアでした。
フェデリコ・キエーザのゴラッソ。
GKが一歩も動けないスーパーゴールでした。
スペインは、ボールは支配するものの、
なかなかゴールが決められない状況が続いていましたが、
この試合先発を外れ途中出場したモラタが、値千金の同点ゴールを決めました。
お手本のような綺麗なワンツーからのゴール。
ゴール前の崩し方に課題を抱えている少年チームなどは、
是非参考にしてほしいと思わせてくれるような素晴らしいゴールでした。
120分の激闘を終え勝敗がつかなかったこの一戦は、1-1のままPK戦へ。
イタリアが辛くもPK戦を制し、勝利を収めました。
優勢に試合を進めていたスペインでしたが、PK戦に涙を呑む結果になってしまいました。
やっぱりサッカーは最後まで何が起こるかわかりませんね。
だからサッカーは面白いと再認識させてくれるような一戦でした。
準決勝②イングランド – デンマーク
Embed from Getty Images準決勝のもう1試合、イングランド – デンマークの一戦は、
イングランド 2 – 1 デンマーク
と、勝利したイングランドが初の決勝進出を決めました。
今大会、快進撃を見せていたデンマーク。
エリクセンの件があってから、さらにチームが団結し、ベスト4まで勝ち進んできました。
一方、イングランドはというと、硬い守備と両ウイングのスピード、ハリー・ケインの決定力で、
ここまで勝ち進んできました。
先制したのは、デンマーク。
ミッケル・ダムスゴーの直接FKで先制点を挙げました。
若干コースが甘いかなぁって思いましたが、GKは触ることができませんでした。
対するイングランドは、自慢の両ウイングのスピードにて対抗。
デンマークが3バックだったこともあり、
3バック両脇のスペースに、スピード自慢のスターリングや、ブカヨ・サカが入っていき、
チャンスを作ろうとしていました。
そんな中、生まれたイングランドの同点ゴール。
ケインが楔を受けに中盤まで下がってボールを引き出す。
中盤まで下りたことによってできたスペースに、ブカヨ・サカが走り出し、
ボールを受けたケインは、前を向き、サカへスルーパス。
裏へ抜け出したサカは、ゴール前へグラウンダーのクロス。
後手後手になってしまったデンマークDF陣は処理できず、オウンゴールを献上してしまいました。
結果的にオウンゴールとなってしまいましたが、
崩しの形としては素晴らしかったです。
こちらの試合も90分で決着が付かず、延長戦へ。
102分、デンマークゴール前を深くエグったスターリングの突破に、
デンマークDF陣が対応しきれずPKを与えてしまいました。
このPKをケインが決め、これが決勝点。
イングランドが快進撃を続けていたデンマークを退け勝利を収めました。
イタリア – イングランド 注目の決勝 見どころは?
守備が硬く、攻撃でも違いを作れる選手がいる両チーム。
私の考える決勝の見どころは、
準決勝でかなり研究され好き勝手に色々やられたイタリア代表が、
どこまで修正してくるかという所でしょうか?
それとイングランドのスピードが武器の両ウィング(スターリングとサカ)を、
イタリアDF陣がどのように対応してくるのかという点も注目です。
イタリアの両CB(ボヌッチとキエッリーニ)の年齢は、どちらも30代中盤。
イングランドのスピードに何度も突破を許すようであれば、
スタミナにも不安が出てくるかもしれません。
イタリア有利と見ている方も多いかもしれませんが、
全くの五分と私は考えます。
まとめ ユーロ2020 決勝を観るには
いよいよユーロ2020決勝です。
注目の決勝は、7/11深夜に行われます。
イタリアとイングランド、どちらのチームが優勝するのでしょうか?
決勝戦が終わると、次のユーロは2024年かぁ。
なんて寂しく感じてしまいますね。
激闘のユーロ2020は地上波での放送はありません。
WOWOWが全試合独占配信となっております。
ユーロ2020白熱の準々決勝は、ぜひWOWOWで。
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