大注目のユーロ2020は、イタリアが53年ぶりの2度目の制覇 白熱の決勝を簡単に振り返る

ユーロ2020
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こんにちは、やんちょです。

ユーロ2020の決勝が、日本時間の7/12早朝に行われ、

初優勝を狙ったイングランドを、イタリアがPK戦の末に退け、

53年ぶり2度目のユーロ制覇を成し遂げました。

この記事では、白熱のユーロ2020決勝を簡単に振り返りたいと思います。

最後まで読むと、ヨーロッパサッカーのレベルの高さ、

面白さを実感し、さらにサッカーの魅力に引き込まれると思います。

ぜひ最後まで読んでくださいね。

全世界注目のユーロ2020決勝戦 栄えある栄冠を手にしたのはイタリア

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全世界注目のユーロ2020決勝。

栄えある栄冠を手にしたのは、イタリアでした。

ユーロ2020決勝のスコアは以下の通り。

イタリア 1(3PK2)1 イングランド

PK戦の末、イングランドを退けたイタリアが、

53年ぶりの2度目のEURO制覇を成し遂げました。

誰がこの結果を予想できたでしょうか?

イングランドの決勝進出にも驚きましたが、

イタリア優勝も意外でしたね。

システムを変えてきたイングランド その采配が開始早々に的中

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準決勝では延長の末、デンマークを退け決勝まで勝ち進んできたイングランド。

決勝戦では、決勝トーナメント1回戦のドイツ戦に続き、3バックを採用。

このシステム変更が開始早々に的中しました。

試合開始のホイッスルからわずか2分のこと。

CKからのカウンター。

この試合、左サイドバックでは無く、

左ウィングバックにポジションを上げたルーク・ショーが、

右サイドからのクロスにゴール前まで駆け上がり左足一戦。

ゴールネットを揺らし、イングランドが先制に成功しました。

粘り強い守備で調子を上げ、決勝まで進んできたイングランド。

先に得点を奪ったことで、イングランド優勢で試合が運ぶと思われましたが…

対するイタリアはこれまで通り4-3-3のシステムにて対抗

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この試合、3バックを採用してきたイングランドに対し、

イタリアは従来通り4-3-3システムを採用。

イングランドの奇策に対して先制を許してしまったイタリアでしたが、

徐々に攻撃の強度を高めていき、応戦。

そして後半にCKのこぼれ球をボヌッチが押し込み、試合を振り出しに戻しました。

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同点に追いつかれた後、イングランドは4バックへシステム変更

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3バックへのシステム変更という奇策以外、これといって次の策が無かったイングランド。

同点に追いつかれた後、これまで安定した守備で勝ち進んできた4バックへとシステムを戻しました。

同点には追いつかれましたが、3バックでもよく守れていただけに、

試合途中でのこのシステム変更の意図が私にはよくわかりませんでした。

おそらく点を取り行くシステム変更だと思いますが、勝負を焦っているというか…。

辛抱強く時間を進めていった方が、今のイングランドには合っていたように思います。

後半途中からインシーニェのポジションを中央へ このポジションチェンジが実に効果的だった

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イタリアの左ウィングで先発していたインシーニェ。

後半の途中からCFへポジションを変えました。

いやー、このポジションチェンジが実に効果的でした。

「0トップ」気味になったことで、

イングランドDFラインはインシーニェにギャップでボールを受けられ、

捕まえるのにとても苦労している様子が見受けられました。

このポジションチェンジの効果もあり、徐々に攻勢を強めていったイタリアが、

CKから同点ゴールを奪いました。

欲を言えば、この良い流れの中で、逆転ゴールも奪えればもっと良かったのですが…。

それにしても、CFも難なくこなしてしまうインシーニェ。

技術の高さに脱帽です。

勝負の行方は両者譲らずPK戦へ 疑問に残った延長終了間際の選手交代

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白熱の決勝は、両者譲らずPK戦へと持ち込まれました。

イングランドは、PK要因としてジェイドン・サンチョとマーカス・ラッシュフォードを

延長終了間際に投入し、勝利を手繰り寄せようとしました。

実際にこの2人は、イングランドの3人目と4人目という重要なキッカーを任されましたが、

決勝という大舞台での重圧もあってか、どちらも失敗に終わりました。

確かに今大会MVPに輝いたイタリアGKドンナルンマも素晴らしかったのですが、

決勝の大舞台で、プレー回数がほとんど無かった2人を、

勝利を左右しかねないPK戦の3番目と4番目に指名したイングランドのサウスゲート監督の采配に

私は疑問が残ってしまいました。

たらればなのかもしれませんが…。

まとめ 1-1のスコア以上に感じた差

ユーロ2020決勝もとても面白かったですね。

ヨーロッパサッカーの現在地が今どこにあり、

日本サッカーとの差がまだまだであることが感じられた大会でした。

ユーロ2020決勝のスコアは1-1でしたが、

スコア以上に「監督力の差」が顕著に表れた決勝だったと私は思います。(私見です。)

戦術、選手の見極め方、交代のタイミングなど、

イタリアのマンチーニ監督の方が全て上回っていたように感じます。

今大会、監督含め素晴らしいパフォーマンスを見せたイタリア。

イタリアの優勝により、ヨーロッパサッカーの勢力図が変わったかもしれません。

来年のW杯がさらに楽しみになってきましたね。

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