こんにちは、やんちょです。
東京オリンピック サッカーのU-24日本代表は、
8/3に行われたスペインとの準決勝に敗れ、3位決定戦に回ることになりました。
3位決定戦の相手は、メキシコ。
その注目の3位決定戦が8/6に行われ、
日本 1 – 3 メキシコ
となり、U-24日本代表は4位という形で東京オリンピックを締めくくりました。
この記事では、東京オリンピック サッカー競技の3位決定戦、日本 – メキシコの一戦を、
どこよりも簡単に振り返っていきたいと思います。
日本は終始動きが重く、今大会最多の3失点
Embed from Getty Images注目の3位決定戦の相手は、予選リーグ第2戦で対戦したメキシコ。
予選リーグでは日本が2-1で勝利を収めた相手です。
銅メダルが期待される中、始まったこの一戦。
日本は、疲労からか序盤から動きが重く、いつものような躍動感が感じられませんでした。
そのためロースタートで試合を始めたかった日本に対し、
メキシコは開始からエンジン全開。
メキシコのパワフルな攻撃の前に日本は対応に苦慮し、前半早々にPKを献上。
このPKを難なく決められ先制を許すと、その後もセットプレーから立て続けに得点を奪われ、
早い時間帯で3点を追いかけるという難しい試合になってしまいました。
東京オリンピック本大会では、堅守を誇っていた日本でしたが、
大会最多の3失点。
私は、準決勝のスペインとの一戦が終わってから、
どこか張り詰めた緊張感が切れたような印象を受けていて、
「このままではマズイ」
というような雰囲気を感じていました。
メキシコとの3位決定戦は、その雰囲気がそのまま試合に反映される形になってしまいました。
スペインとの準決勝に全部力を使ってしまい、
3位決定戦は脱力したような試合になってしまいました。
最後の最後で自分の価値を示してくれたMF三苫薫
Embed from Getty Images3点を追いかける日本は、これまで出番の少なかった
MF三苫薫を後半17分からピッチに投入。
準決勝のスペイン戦では、屈辱のベンチ外で悔しい思いをした三苫。
そのうっぷんを晴らすかのように、一人気を吐いたプレーを見せてくれました。
日本が1点を返したキックフェイントからのドリブル。
一連の流れがスムーズで素晴らしかったです。
その後もドリブルでガンガン仕掛け、日本に流れを引き込もうとしていた三苫。
そのプレーからは、
「なぜ俺を今まで起用しないんだ?」
「なぜ先発で起用しないんだ?」
「俺はここにいるぞ」
という、森保監督へのメッセージが込められているような印象を受けました。
最後の最後で、自分の存在価値を示してくれた三苫の姿に、私も嬉しくなりました。
きっと彼は、この悔しさをバネにこれからのA代表で活躍してくれるはずです。
頑張れ、三苫薫!!
まとめ
惜しくもメダルに届かなかったU-24日本代表でしたが、
大会を通してのパフォーマンスは決して悪くありませんでした。
特に組織的な守備は、世界の強豪相手でも十分通用することがわかりました。
しかし攻撃が…。
連携で崩す場面はほとんど見られず、
堂安、久保の個人技頼みでは、なかなか得点を奪うのは難しい。
3位決定戦後に久保が号泣していましたが、
この悔しさを次のカタールW杯やパリ五輪に繋げていって欲しい。
東京オリンピック選出メンバーはもちろんですが、
それ以上にバックアップメンバーや本大会選外だった五輪世代は
もっと悔しい思いをしているはずです。
A代表は、アンダー世代からの底上げが必須です。
A代表で活躍する東京五輪世代が、これからもっとたくさん出てくることを期待しています。
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