東京オリンピック サッカー U-24日本代表 メキシコとの3位決定戦を振り返る

2020年東京オリンピック
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こんにちは、やんちょです。

東京オリンピック サッカーのU-24日本代表は、

8/3に行われたスペインとの準決勝に敗れ、3位決定戦に回ることになりました。

3位決定戦の相手は、メキシコ。

その注目の3位決定戦が8/6に行われ、

日本 1 – 3 メキシコ

となり、U-24日本代表は4位という形で東京オリンピックを締めくくりました。

この記事では、東京オリンピック サッカー競技の3位決定戦、日本 – メキシコの一戦を、

どこよりも簡単に振り返っていきたいと思います。

日本は終始動きが重く、今大会最多の3失点

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注目の3位決定戦の相手は、予選リーグ第2戦で対戦したメキシコ。

予選リーグでは日本が2-1で勝利を収めた相手です。

銅メダルが期待される中、始まったこの一戦。

日本は、疲労からか序盤から動きが重く、いつものような躍動感が感じられませんでした。

そのためロースタートで試合を始めたかった日本に対し、

メキシコは開始からエンジン全開。

メキシコのパワフルな攻撃の前に日本は対応に苦慮し、前半早々にPKを献上。

このPKを難なく決められ先制を許すと、その後もセットプレーから立て続けに得点を奪われ、

早い時間帯で3点を追いかけるという難しい試合になってしまいました。

東京オリンピック本大会では、堅守を誇っていた日本でしたが、

大会最多の3失点。

私は、準決勝のスペインとの一戦が終わってから、

どこか張り詰めた緊張感が切れたような印象を受けていて、

「このままではマズイ」

というような雰囲気を感じていました。

メキシコとの3位決定戦は、その雰囲気がそのまま試合に反映される形になってしまいました。

スペインとの準決勝に全部力を使ってしまい、

3位決定戦は脱力したような試合になってしまいました。

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最後の最後で自分の価値を示してくれたMF三苫薫

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3点を追いかける日本は、これまで出番の少なかった

MF三苫薫を後半17分からピッチに投入。

準決勝のスペイン戦では、屈辱のベンチ外で悔しい思いをした三苫。

そのうっぷんを晴らすかのように、一人気を吐いたプレーを見せてくれました。

日本が1点を返したキックフェイントからのドリブル。

一連の流れがスムーズで素晴らしかったです。

その後もドリブルでガンガン仕掛け、日本に流れを引き込もうとしていた三苫。

そのプレーからは、

「なぜ俺を今まで起用しないんだ?」

「なぜ先発で起用しないんだ?」

「俺はここにいるぞ」

という、森保監督へのメッセージが込められているような印象を受けました。

最後の最後で、自分の存在価値を示してくれた三苫の姿に、私も嬉しくなりました。

きっと彼は、この悔しさをバネにこれからのA代表で活躍してくれるはずです。

頑張れ、三苫薫!!

まとめ

惜しくもメダルに届かなかったU-24日本代表でしたが、

大会を通してのパフォーマンスは決して悪くありませんでした。

特に組織的な守備は、世界の強豪相手でも十分通用することがわかりました。

しかし攻撃が…。

連携で崩す場面はほとんど見られず、

堂安、久保の個人技頼みでは、なかなか得点を奪うのは難しい。

3位決定戦後に久保が号泣していましたが、

この悔しさを次のカタールW杯やパリ五輪に繋げていって欲しい。

東京オリンピック選出メンバーはもちろんですが、

それ以上にバックアップメンバーや本大会選外だった五輪世代は

もっと悔しい思いをしているはずです。

A代表は、アンダー世代からの底上げが必須です。

A代表で活躍する東京五輪世代が、これからもっとたくさん出てくることを期待しています。

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