3/25に久しぶりに親善試合でのA代表マッチが行われました。
相手は宿敵、韓国代表。
結果は、
- 日本 3 – 0 韓国
ということで、日本代表は、国内で10年ぶりに行われた韓国戦を勝利で終えました。
日本代表の注目のフォーメーションは、4-2-3-1。
スタメンは、
- GKに権田選手。
- 右SBには、初招集初先発の山根選手。
- CBは吉田選手と富安選手。
- 左SBには、佐々木選手。
- ダブルボランチに、遠藤選手と守田選手。
- 2列目右は、伊藤選手。
- 2列目左は、南野選手。
- トップ下は、鎌田選手。
- 1トップは、大迫選手。
でした。
このスタメンを見て、私は以下の点に注目して、試合を観戦をしました。
Embed from Getty Images右SBに初招集のDF山根選手を先発で起用。どのようなパフォーマンスを見せるのか?
右SBには初招集の山根選手(川崎F)をスタメンに抜擢した森保監督。
決勝点となる先制点を決めるなど、大活躍でした。
初先発で緊張しているかと思いきや、フロンターレのようにいつも通りのプレーを見せてくれました。
ただ、右WBで起用された伊藤選手が、サイドに張り出す傾向が多く、山根選手は自分の前のスペースを消されてしまい、右サイドの深い位置からクロスボールを上げるというシーンは少なかったです。
そのため得意のインナーラップで攻撃に厚みを持たせたかったのですが、周りとのコンビネーションにも時間が掛かりそうな印象でした。
しかし得点を取ったこと、バランスを見ながら普段通りにプレーできたことは非常に良かったです。
山根選手は、これまでのSBと違って、より得点を獲りに行くという意識が強いSBです。
これからの成長が楽しみです。
ダブルボランチの組み合わせはいかに?
これまで柴崎選手(レガネス)と遠藤選手のダブルボランチの組み合わせが多かった森保ジャパン。
柴崎選手の招集が見送られた今回、ダブルボランチの組み合わせに注目していました。
今回は闘志むき出しで攻撃してくる韓国代表が相手とあってか、ドイツで「デュエルマスター」と呼ばれている遠藤選手と、昨シーズンJ1リーグベストイレブンの守田選手の組み合わせでした。
対人とボール奪取が魅力の両選手。
韓国代表相手でもフィジカルで引けを取らず、攻撃の芽を摘んでいました。
韓国代表は、いつものガツガツした激しさが無く拍子抜けしてしまいましたが、2人ともDFラインの前でフィルター役としてすごく機能していたと思います。
ただ守備が良かった分、攻撃面での物足りなさを感じてしまいました。
攻撃のスイッチを入れる楔のパス、局面を変えるサイドチェンジ、相手DFラインの裏へのスルーパスなど、ボランチの位置からこのようなパスが出てくれば、もっと多彩な攻撃が見られたはず。
良かったからこそ、あえて言わせてもらいました。
クラブチームで出場機会に恵まれていない大迫選手のコンディションは?
この試合、1トップで起用されたのは、所属クラブでなかなか出場機会に恵まれていない大迫選手でした。
コンディションは大丈夫?
試合勘は?
など不安視する声も上がっていましたが、心配無用でしたね。
絶好調とまではいきませんが、普段通りに近いプレーを見せてくれました。
やっぱり大迫選手の所でボールがよく収まりますね。
ポストプレーもうまい。
DFを背負った状態でボールキープもできる。
シュートが少なかったことが気になりますが、韓国戦のプレーを見る限り、代表の1トップはまだまだ大迫選手が頭1つ抜け出しているという印象です。
そんな大迫選手は所属クラブでは、インサイドハーフをやっているそうです。
ありえねぇから、まじで。
新戦力の起用は?
この韓国戦には、スタメンの山根選手以外にも、後半途中から江坂選手、小川選手、脇坂選手、川辺選手が出場を果たしA代表デビューを飾りました。
私が推していた坂元選手の出番が無くて寂しかったですが、A代表デビューを飾った面々はまずまずのプレーといった所でしょうか。
点差も開いていたので、もっとアピールする選手がいても良かったかなと思いました。
韓国戦のまとめ
久しぶりのA代表マッチ。
まずは勝てた所が良かった。
しかも完封。
新戦力も数人試せました。
しかし相手はやる気の無かった韓国代表。
トットナムのソン・フンミンも不在ということを忘れてはいけません。
韓国に勝てたからといって、満足してはいけませんね。
選手たちもわかっているとは思いますが。
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